小田原には、多くの史跡や名所が点在しています。城址公園をはじめ、石垣山一夜城歴史公園、二宮尊徳生家と尊徳記念館、文人たちの足跡を伝える文学館、自然に目を移せば辻村植物公園や壮麗な富士山を望む曽我梅林など、まち全体が博物館のように、きらめきあふれています。
天守閣は、城の象徴として本丸に構えられたものです。
古文書によると寛永11年(1634)に、三大将軍徳川家光が小田原城の天守閣に登り、武具を見たり展望を楽しんだという記録が残っています。
元禄16年(1703)の大地震のときには、小田原城のほとんどの建物が倒壊・焼失してしまいますが、天守閣は宝永3年(1706)に再建され、明治3年(1870)の廃城まで小田原のシンボルとしてそびえていました。
現在の天守閣は、昭和35年(1960)5月に、市制20周年の記念事業として復興したもので、宝永時代の再建時に作成された引き図(設計図)や模型を参考に、鉄筋コンクリートで外観復元したものです。
内部は、古文書、絵図、武具、刀剣などの歴史資料の展示室となっています。高さ約70メートルの最上階からは相模湾が一望でき、良く晴れた日には房総半島まで見る事ができます。
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